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赤鼻のトナカイ

  • 坂本 奏
  • 2017年12月29日
  • 読了時間: 4分

~キャスト~

・トナカイ(ジャック)

・トナカイ(コメット)

・トナカイ(ダッシャー)

・サンタ・クロース

・ナレーター

~裏方~

・照明

・音響

音響 (きよしこの夜)

照明 (明転)

サンタ 「ようこそ、クリスマス・タウンへ。私はこの町の王様、サンタじゃ。皆に会えて、とても嬉しいぞ。実は、これからとある大会が始まるのじゃ。今回は特別にみんなにも審査員になってもらうぞ。自分が素敵だと思ったトナカイに手をあげてくれ!おっと!もう始まる時間じゃ!それでは、また会おう!(はける)」

N  「(声だけ)クリスマスも迫ってきた 12 月、トナカイたちはとある大会に向けて、とても盛り上がっていました。その大会とはベスト・オブ・トナカイと言って今年のクリスマス・タウンで一番素敵なトナカイを決める大会です。この大会で優勝すると、あの有名なサンタさんのソリを引くことが出来るのです。しかし、選ばれるのはたった一匹のトナカイだけ。トナカイ達はサンタさんのソリを引きたくて角をピカピカにしたり、お洒落をしたりしていました。今、大会に応募しているトナカイは二匹。クリスマス・タウンで一番の角を持つトナカイのジャックと、綺麗好きトナカイのコメットです。去年はコメットがベスト・オブ・トナカイに選ばれました。他のトナカイたちは、この二匹に勝てるわけがないと、大会には出ないようです。どうやら、そろそろ大会が始まるようですよ。二匹のトナカイたちがステージに上がってきました。それでは大会の始まりです。 」

音響 (開会の音楽)

N 「レディースアンドジェントルメン、今年もやってきたベスト・オブ・トナカイ! 今年の出場者もこの二匹!街一番の美しい角の持ち主、ジャック!!そして、街一番のお洒落トナカイ、コメット!!今年もこの二匹が争います!優勝は誰の手に!?それでは、特別審査員であるサンタ・クロースさんに登場していただきましょう!どうぞ!(拍手)」

サンタ 「やぁ、皆さんこんにちは。サンタ・クロースです。今年も楽しみです。頑張ってください」

N 「サンタさん、今年の二匹はどうでしょうか」

サンタ 「ジャックは去年よりも角がピカピカにっなっておる。コメットは、去年よりも美しいの。これは物凄い戦いになりそうじゃ。」

N 「サンタさん、ありがとうございます。それでは、アピールタイムに入ります。まずはジャックさん。よろしくお願いします。」

音響 (紹介の音楽1格好いい感じの)

ジャック 「やぁみんな、こんにちは!僕はジャック。僕の自慢は皆も知っての通りこの大きな角さ。毎日磨いて磨いて、ひたすら磨いてこの美しさと輝きがあるんだ!僕の努力の結晶さ。ほ~ら、どうだい?美しいだろう?みんな、僕に投票をしてくれたまえ。まぁ、優勝は目に見えているのだがな。」

N 「ジャックさん、強気ですね。私もその美しい角にドキドキしてしまいます。さて、お次、街一番のお洒落トナカイのコメットさん!どうぞ!」

音響 (紹介の音楽)

コメット 「みなさん、こんにちは。自己紹介しなくても分かると思うけど、私はコメット。私の自慢はこのお洒落な飾りとこの美しい体!この飾りは小人たちが私に作ってくれた特別な飾りなのよ。私は、どんな物でもアレンジして使いこなせるの。例えばほら、これ。これをこうすれば、ほら!かわいい!他にも色々出来るのよ!私が優勝できたら見せてあげるわ。是非、私に一票を!」

音響 (バックミュージック)

N 「コメットさん!私はあなたの可愛さにメロメロです~!さぁ、二匹のアピールタイムは終了しました!サンタさん、二匹のアピールを見てどうですか?」

サンタ 「いやぁ、今年も二匹とも素晴らしい!これは決めるのが大変だ。」

N 「サンタさんも悩んでいます!あぁ~私も悩ましい!今年は一体どちらのトナカイが優勝するのでしょうか!?」

ダッシャー 「ま、待って……!ぼ、僕も……僕も審査してください!」

N 「おっと!飛び入り参加のトナカイだ!今までこんなことは無かった!サンタさん、どうしますか?」

サンタ 「おぉ!珍しい!いいじゃないかの。君の名前は?」

ダッシャー 「だ……ダッシャー……」

ジャック 「なんだ、そのダサい名前。ダサダサのダッシャー!」

コメット 「それにその鼻!真っ赤じゃない!格好悪いわ」

N 「ふふふ……あ、あぁ、失礼しました。(咳払い)ダッシャー、君の特技はなに?」

ダッシャー 「ぼ、僕の特技は……えっと……これです……。」

閲覧ありがとうございました。

公開できるのはここまでです。

この脚本は小学校低学年~中学年を対象にして書いていますが、子どもたち参加型の劇となっているため、園児でも観劇が可能と思います。

もし、この脚本にご興味をもった方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をください。

完成版の台本の形にしたものを添付し送らせていただきます。

その際に、人数などの調整が必要な場合は、話し合いをして要望に合った内容を提供したいと思います。

 
 
 

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